キャロットクラブで馬主になる
キャロットクラブで一口馬主になろう
キャロットクラブは競走馬の会員制共有クラブです。キャロットクラブを通して競走馬の購入費や維持経費を小分けして複数の人が一口馬主になる。そんな夢をかなえてくれるのが、キャロットクラブです。
キャロットクラブ〜一口馬主とは
キャロットクラブは競走馬の会員制共有クラブです。
中央競馬の場合、個人馬主になる条件は、(1)2年連続で年収1800万円以上、(2)2年連続で資産9000万円以上です。一般の人にとってこれはかなり厳しい条件ですね。
さらにサラブレットは、安くても数百万円、高い馬は数億円にもなります。その他維持費なども必要ですから、サラブレットを所有するには合計すると数億円の資産が必要となります。
このように普通の人が競馬の馬主になることはかなり難しいことです。しかし、キャロットクラブのような競走馬の会員制共有クラブを通じて、競走馬の購入費や維持経費を４００口から５００口に小分けして競馬を複数の人で共有すれば馬主になることは可能になります。自分の競走馬を持つそんな夢をかなえてくれるのが、キャロットクラブ です。
会員は、馬主資格を有さない人がほとんどですが、キャロットクラブのような会員制共有クラブの仕組みを利用することで、馬主気分を味わうことが可能になるということです。
現在では大小２０以上の会員制共有クラブ（一口馬主クラブ）があり、会員も数万人はいると推測されます。
キャロットクラブで一口馬主になるための費用
キャロットクラブで実際に馬主になるためには、どのくらいお金がかかるのでしょうか。
ますキャロットクラブに入会するためにだいたい２０，０００円かかります。次に馬を購入したときに支払う、馬の１口当たりの代金「出資金」がかかります。たとえば２，０００万円（税込み）の馬で４００口に小口になっている場合は、出資金は２，０００万円÷４００口で５万円ということになります。馬の「維持費」はキャロットクラブの場合、大体１頭あたり１，２００円くらいです。他に「月会費」が３１５０円必要です。つまり、キャロットクラブで1口馬主になるのに合計７３，１５０円が必要だということです。この額を高いとみるか、安いと感じるかは、その人の価値観ですが、私は安いと感じます。たった７万円ちょっとで、馬主という夢が買えるのですから。キャロットクラブ以外にも競走馬の会員制共有クラブはありますので、実際の会員規約やかかる費用についてはお問い合わせになるなどして調べてみることをお勧めします。
キャロットクラブで一口馬主になる価値
キャロットクラブで一口馬主になったからと言っても、基本的に儲からないと思ったほうが良いです。キャロットクラブへ出資した２倍から３倍以上儲かることもありますが、それは極めて稀な例です。キャロットクラブへの出資を投資として考えることはやめた方が良いです。
しかし、単に馬券を買う場合にくらべ、自分の馬が出走するという楽しみや興奮感は馬主ならではものです。キャロットクラブで一口馬主になるのは、お金の問題というより、この気分の問題なのです。
丈夫な馬であれば、出走手当などがあるので、そこそこ維持経費はまかなってくれますが、実際にキャロットクラブへの出資金の元を取れる割合は５％、多くても１０％と思った方が良いです。
”ダビスタ”や、”ウイニングポスト”など競走馬育成ゲームがありますが、あのゲームが実際に味わえるとしたらどうでしょうか。キャロットクラブへの出資金で馬主気分を手に入れ、実際に自分の馬がレースに出馬する、これ以上わくわくするゲーム、趣味はないのではないかと思います。